国旗掲揚法令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:30 UTC 版)
法令によってベラルーシの国旗自体が制定されるとともに、国旗の使用に関する規定も発布され、5月15日が「ベラルーシの国章と国旗の日(ベラルーシ語: Дзень дзяржаўнага гербу і дзяржаўнага сцягу Рэспублікі Беларусь, ロシア語: День Государственного герба и Государственного флага Республики Беларусь)」に定められた。 好天の日には、以下に挙げる場所に毎日ベラルーシの国旗を掲げるべきだと法令で定められている。 ベラルーシ国民議会 ベラルーシ閣僚評議会 ベラルーシの裁判所、地方の首長と行政機関の事務所 地方議会が開催される建物の上 政府が所有する軍事基地、軍用船 ベラルーシの外交官が使用する建物 また、ベラルーシの国旗は下記の特別な行事が行われる場所でも掲げられる 地方の首長と行政機関の会議 投票所 スポーツ競技が行われる競技場(ベラルーシの法令とは別に、国際オリンピック委員会は国旗の掲示について独自の規則を定めている) ベラルーシの外交官、大統領や首相といった政府の高官が乗る車には、国旗が掲げられる。また、ベラルーシ共和国軍の親衛隊のバッジには、国旗が組み込まれている。法令は政府、自治体、軍隊だけでなく、記念式典や家族の休日といった行事、公共団体、企業、NGOなどの団体の国旗の掲揚も認めている。 国旗の掲揚に関する規定には、国旗を設置する旗竿の長さは旗の幅の3倍、色は金色(もしくは黄土色)と定められている。旗竿の上に取り付ける金属製の飾り(フィニアル)は金色に着色した菱形と指定されている。フィニアルには国章で使用されているものに類似した五芒星が刻まれており、菱形はソビエト時代の旗の伝統を示唆していると言われている。
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