国土の有効活用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/04 09:38 UTC 版)
「エルフ・アキテーヌ」の記事における「国土の有効活用」の解説
シュルンベルジェの活躍した戦間期に油田開発が奨励された。エルフ・アキテーヌは三つの石油会社を起源とする。 Régie Autonome des Pétroles (RAP, founded in 1939) Société Nationale des Pétroles d'Aquitaine (SNPA, founded in 1941) Bureau de Recherches de Pétroles (BRP, founded in 1945) RAPは、1939年アキテーヌ地域圏のサン=マルセでガス田を発見した。SNPAは1951年にピレネー=アトランティック県の大油田(Lacq)を発見。BRPは1956年イナメナスとハッシ・メサウド(Hassi Messaoud)の油田を見つけた。これまでアルザスやロレーヌといった北東地域ばかりを開発してきた国策は大転換、戦後にフランスのあらゆる産業分野で国土の有効活用が進んだ。 1965年12月、RAPとBRPは Entreprise de Recherches et d'Activités Pétrolières (ERAP) を形成するために合併した。ERAP は子会社として SNPA 、Union Générale des Pétroles (UGP)、および Union Industrielle des Pétroles (UIP) を所有した。結果として新会社は油田開発、原油生産からガソリンスタンドまで、石油ビジネスの全ての課程における資産を所有、垂直統合を達成した。 1967年4月28日、ERAPの異なるブランドおよび製品はエルフ (Elf) に統一された。
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