国土の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 07:04 UTC 版)
ボツワナの歴史を理解するには、ボツワナの国土についての知識が必要である。ボツワナの国土はいびつな五角形を成している。標高は1000m程度であり、四方の土地に比べると標高が低い平原の国である。面積は60万平方kmであるものの、国土の南東部を中心としたカラハリ砂漠とその周辺地帯たるステップが大部分を占める。降水量は農耕にはまったく不十分であり、国土に占める耕地面積は2002年においてもわずかに0.7%。主な産業は長らくウシの放牧であり、45%の土地が放牧地として使われている。現在のボツワナの国民のうち、95%はバンツー系のツワナ人である。このほか、人口の4%を占める少数民族のサンとコイが居住する。アフリカ大陸の国としては珍しく、1つの民族が大多数を占めている。このような民族構成になったのは紀元500年ごろからである。
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