回路図の読み書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/14 10:18 UTC 版)
電子工作において、回路図は電子回路の働きを他の人に伝え同じものを作れるようにするための、いわば「言葉」のような働きを担っている。よって、回路図が読めないと、まるで言葉がわからないようなもので、内容が理解できない、ということになる。アマチュアが趣味で始める場合、まずは先人の回路を真似するのだが、その場合でも回路図が読めるのと読めないのでは、利用し実現する範囲が極端に限られてしまうので、回路図を読めるように、またそれを描けるようになったほうがよい。 電子回路の回路図は基本的に次のような内容が含まれている。 使っている部品の区別 部品の種類、定数値 部品同士の接続関係 回路図に使われている部品やその記号には基本的な約束事があるので、それを理解できれば回路図が読めるようになる。 以下、太字で示したのは代表的な電子部品(の一部)の回路図内での略号である。その右にあるのが英字での(略さない)名称、そして日本語名称。 C : Capacitor, Capacitance : コンデンサ、静電容量 D : Diode : ダイオード IFT : Intermediate Frequency Transformer : 中間周波トランス JFET : Junction Field Effect Transistor : 接合型電界効果トランジスタ L : Inductor, Inductance : コイル、 インダクタンス LED : Light Emitting Diode : 発光ダイオード R : Resistor, Resistance : 抵抗器 RFC : Radio Frequency Choke : 高周波チョークコイル SCR : Silicon Control Rectifier : シリコン制御整流素子 SW : Switch : スイッチ Tr : Transistor : トランジスタ XTAL : Crystal Resonator : 水晶振動子、クリスタル振動子 「回路図」も参照
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