喫煙室・デッキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 06:26 UTC 版)
「近鉄50000系電車」の記事における「喫煙室・デッキ」の解説
喫煙室はサロン席の隣に1か所設けられ、構造は22600系に準ずるが面積は狭めで、貫通路のすぐ隣に出入口がある。室内の窓は個室の通路側と同じサイズである。 デッキは、乗客を迎える最初の空間となることからデザイン上の配慮がなされた。床には2色の天然御影石を敷きつめ、天井ライトもデザイン性あるものとされた。壁は志摩の海をイメージした色とされた。両先頭車はハイデッカー構造であることから、車内の荷棚スペースが狭いため、デッキに座席分のロッカーを設置した。当初は小サイズのロッカーも設けられたが、50103Fでは大サイズに統一のうえ大型荷物を置くために扉なしのスペースも設置され、これは既存の編成にも波及した。なお、ロッカー天井には防犯のためカメラが設置された。出入台付近には芳香器と音楽放送用のスピーカーを設け、乗客を香りとBGMで出迎える。 モ50300形のエントランス 先頭車エントランスと照明(左写真)向い側のロッカー(右写真) プレミアムシート平床車のエントランス 喫煙室
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