唐宋変革論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 06:34 UTC 版)
「唐宋変革」を参照 史論の代表的なものに、独特の文化史観に基づき、中国史の時代区分を唐と宋の間を持って大きく時代を分けるというものが唐宋変革論である。内藤は秦漢時代を上古と規定し、後漢から西晋の間を第一次の過渡期とし、五胡十六国時代から唐の中期までを中世とする。そして唐の後期から五代十国時代を第二の過渡期とし、この時代をもって大きく社会が変容したとする。 この説は内藤の死後、宮崎市定ら次世代の京都学派が発展させ、宋以後中世説を唱える歴研派との時代区分論争が展開された。
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