和白町
わじろまち 和白町 | |
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廃止日 | 1960年8月27日 |
廃止理由 |
編入合併 和白町、金武村 → 福岡市 |
現在の自治体 | 福岡市 |
廃止時点のデータ | |
国 |
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地方 | 九州地方 |
都道府県 | 福岡県 |
郡 | 糟屋郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 12.50 km2. |
総人口 |
7,985人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 福岡市、糟屋郡新宮町、志賀町 |
和白町役場 | |
所在地 | 福岡県糟屋郡和白町 |
座標 | 北緯33度41分27秒 東経130度25分46秒 / 北緯33.69083度 東経130.42931度座標: 北緯33度41分27秒 東経130度25分46秒 / 北緯33.69083度 東経130.42931度 |
ウィキプロジェクト |
和白町(わじろまち)は、福岡県の北西部にあった町で、糟屋郡に属していた。
1960年(昭和35年)8月27日、福岡市に編入され[1]、自治体としては廃止された。現在は東区の一部となっている。
本項では町制前の名称である和白村(わじろむら)についても述べる。
地理
福岡市中心部の北北東約12kmの場所に位置し、現在の福岡市域の北東端部および海の中道の付け根の部分を町域とした。旧町域は現在の福岡市東区和白・上和白・和白東・三苫・奈多・雁の巣の各地区に相当する。町域北西部は玄界灘に面し、南西部は博多湾に面する。南西部の海岸沿いには和白干潟がある。
福岡市に編入後の1970年代以降は人口増加により旧町内全域で住宅建設が進み、和白丘・美和台・高美台などの新興住宅地が開発されている。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により三苫村、塩浜村、上和白村、下和白村、奈多村が合併して和白村が発足。
- 1949年(昭和24年)5月21日 - 町内に昭和天皇の戦後巡幸。児童養護施設(和白青松園)を視察[2]。
- 1954年(昭和29年)11月1日 - 町制移行により和白町に改称。
- 1958年(昭和33年)4月17日 - 町内に昭和天皇、香淳皇后の行幸啓。福岡特殊ガラス工場を視察[3]。
- 1960年(昭和35年)8月27日 - 早良郡金武村とともに福岡市へ編入される。[1]
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 福岡市が政令指定都市へ移行。旧町域は東区の一部となる。
地域
教育
小・中学校
交通
空港
町内に空港はないため、福岡市の板付飛行場を利用することとなる。
鉄道
道路
著名な出身者
- 田中カ子(スーパーセンテナリアン、ギネス世界記録保持者)
脚注
- ^ a b 町村合併 福岡市公式ページ
- ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、825頁。ISBN 978-4-487-74410-7。
- ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十二』東京書籍、2017年3月28日、461頁。ISBN 978-4-487-74412-1。
関連項目
- 和白町のページへのリンク