和平協定後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 14:40 UTC 版)
「カンボジア最高国民評議会」の記事における「和平協定後」の解説
和平協定により、SNCは「唯一の合法的な機関」かつ「唯一の権威の源泉」と規定され(協定第3条)、新憲法の制定と新政府の樹立までの「暫定期間」において、カンボジアを代表することになった。SNCは民主カンプチア連合3派(ポル・ポト派、ソン・サン派、シハヌーク派)と、カンボジア国(ヘン・サムリン政権)の4派が参画する最高主権機関として、国際連合カンボジア暫定統治機構(UNTAC)にカンボジアの行政統治を委託した。 1993年5月にUNTAC監視の下、憲法を制定するための国民議会選挙が行なわれフンシンペックが第一党となった。9月23日に新憲法が公布され、翌9月24日にはSNC議長であったノロドム・シハヌークが国王として復位してカンボジア王国が再建された。
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