めかり‐の‐しんじ【和=布刈(り)の神事】
めかりのしんじ 【和布刈神事】
和布刈神事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 09:09 UTC 版)
神功皇后が三韓征伐からの凱旋を祝って、自ら神主となり、早鞆の瀬戸のワカメを神前にささげたという古事に由来する神事である。710年(和銅3年)に和布刈神事のわかめを朝廷に献上したという記録が残る。かつては「神事を見ると目がつぶれる」と言われたが、戦後以降から自由に拝観できる。 毎年旧暦元日の早朝に行われ、横代湯立神楽が奉納された後、3人の神職が干潮の海に降りてワカメを刈りとり、それを神前に供えて航海の安全、豊漁を祈願するものである。 1958年4月3日、福岡県指定無形民俗文化財に認定された。
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