味噌を使った・味噌にちなむことわざ、慣用句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 04:08 UTC 版)
「味噌」の記事における「味噌を使った・味噌にちなむことわざ、慣用句」の解説
手前味噌 - 手前が工夫を凝らしたところ。これが転じて後には自慢をも指すこともある。 手前味噌で塩が辛い - 自慢であるが、他人からはそう見えないこと。 味噌の味噌臭きは食われず - 自慢は他人から見ると食えないようなもの。 三年味噌にひばな汁 - 三年味噌が塩辛いことから、貧しい食べ物、けちなことのたとえ。 味噌を付ける - 失敗して評判を落とす。面目を失う。 味噌の医者殺し - 良質な栄養源。 医者に金を払うよりも、味噌屋に払え 味噌と医者は古い方が良い - 時間が長く経過したものは、貴重であり良い物のたとえ。 女房と味噌は古いほど良い - 時間が長く経過したものは、ぶつかるような喧嘩もなく味も滑らか。 味噌に入れた塩はよそへは行かぬ - 味噌造りの塩と同様で、見えなくなっても無駄ではなく役に立っている。 味噌買う家は蔵が建たぬ - 味噌は自分で作るもの。 塩も味噌もたくさんな人 - 大切な物を沢山持っている優れた人。 五菜三根 - 徳川家康の長寿のもとの野菜満載味噌汁。大根・ごぼう・人参など三種の根と、大根の葉・玉ねぎ、白菜、キャベツ、ほれんそうなど五種。 味噌っかす - 一人前とみなされない人。 味噌っ歯 - 虫歯の一種。 味噌も糞も一緒 - 性質のことなるものを、区別しないで何もかも一緒にすること。 味噌が腐る - 糠味噌で言われる。悪声であったり調子が外れていたりする歌いぶりをあざける言葉。
※この「味噌を使った・味噌にちなむことわざ、慣用句」の解説は、「味噌」の解説の一部です。
「味噌を使った・味噌にちなむことわざ、慣用句」を含む「味噌」の記事については、「味噌」の概要を参照ください。
- 味噌を使った味噌にちなむことわざ、慣用句のページへのリンク