告期の儀から結婚前日まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:38 UTC 版)
「皇太子徳仁親王と小和田雅子の結婚の儀」の記事における「告期の儀から結婚前日まで」の解説
1月8日に、結婚の儀の日取りは5月下旬ごろにと報道されていたが、正式な日付は6月9日となった。 4月20日10時00分、結婚の儀の日取りを皇室の使者が伝える告期の儀(こっきのぎ)が行われた。侍従長山本悟が小和田邸を訪れ、金屏風の前でエメラルドグリーンのワンピースの雅子、モーニングの父親とワンピースの母の前で、結婚の儀が6月9日に決まったことを伝達し、1分で終了した。 小和田家では4月17日に結婚の報告のため新潟県新潟市の泉性寺へ先祖の墓参りをし、最後の家族旅行として5月15日に箱根で1泊した。並行して衣装や儀式の打ち合わせ、リハーサルも続いた。4月28日には皇太子と雅子とで吹上御所(大宮御所)の皇太后のもとへ挨拶に出向いている。 6月4日、小和田家の家族と雅子の祖父母たちは、マスコミらの注目のため外出もままならない中、その追跡を逃れて松濤のレストラン・シェ松尾を訪れ、皇太子がかつて訪問した個室「インペリアル・ルーム」で家族水入らずの最後の外食をした。前日6月8日午前には、結婚を前に婚約者同志が和歌を贈り合う贈書の儀(ぞうしょのぎ)が行われた。また雅子はこの夜、家族とお手伝いの女性に、身の回り品やアクセサリーなどのプレゼントを贈り、父あてに添えられたカードには「長いこと有難うございました。胸が一杯で書けないの。ごめんなさい」としたためた。
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