同性愛者への認識に関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:42 UTC 版)
「小原ブラス」の記事における「同性愛者への認識に関して」の解説
上記のオネエタレントに対する見解に続けて、同性愛者への社会における認識についても、次のように持論を述べた。 同性愛者の芸能人や有名人は、LGBTQの歴史において、とても大きい存在だ。美輪明宏さんやカルーセル麻紀さんの世代の芸能人のお陰で、同性愛者の存在を「知ってもらえた」と思う。今ではマツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさんなどの華やかで面白いタレントが活躍することで、同性愛者を「知ってもらう」段階から、次の段階へ進めたと思う。同性愛者への興味・関心を持ってもらう段階だ。 そして次は、一般にも「受け入れてもらう」段階に進むべきではないか。必ずしもオネエらしくない同性愛者で面白い人が出てきてもいいのではないか。同性愛者であることがオプション(選択肢)のひとつでしかないような人が出てきてもいいのではないか。 「自分の周りの誰が同性愛者でも、誰にどんなアイデンティティがあってもおかしくない」と多くの人が気づけば、さらに生きやすい世の中になるのではないか。 僕は同性愛者だ。だが、同性愛者であることは僕のアイデンティティを構成するほんの一部であり、その全てではない。その他にも、僕はロシア人だし、関西弁も話す。性格もかなり面倒臭い。誰だって、ありとあらゆる要素が自分を作っている。そんな一つ一つの自分の要素を誰でも誇りに思い、面倒を避けるために嘘をつかなくても済むような世界を僕は作りたい。
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