各地の餅花とは? わかりやすく解説

各地の餅花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/18 02:11 UTC 版)

餅花」の記事における「各地の餅花」の解説

長野県などでは、枝垂れ柳使って稲穂垂れるかたちにつくり、豊作表現している。これを「稲の花」とよぶ。「粟穂稗穂」(あわぼひえぼ)も同じ。 岐阜県(主に高山市飛騨市)では「花餅」(はなもち)と呼ばれ正月装飾用品として定着している。 鹿児島県奄美大島では「生り餅(なりむち)」と呼び小正月ニレ科ブブ木(クワノハエノキ)に白、赤、緑、黄などのカラフルな餅の「実」(なり)を刺して床の間神棚、墓、高倉などに置いて五穀豊穣家内安全を祈る。ブブ木は切ってもすぐに伸びてくるため、繁栄象徴として使われる飾り終わった生り餅は、1月18日煮て蒸したサツマイモ練り合わせ作る「ひっきゃげ」にして食べる。 香川県宇多津町などでは、雛祭り菱餅と共に餅花作って家に飾る。 また、東日本一帯広がるものに「繭玉」(まゆだま)がある。米の粉カイコの繭のかたちにして木にしたもの養蚕関連の深い道具などをいっしょに飾る地方もある。カイコの安全を祈願したものだが、これも餅花一種である。小正月が終わる頃にもぎとり焼いて食べる。

※この「各地の餅花」の解説は、「餅花」の解説の一部です。
「各地の餅花」を含む「餅花」の記事については、「餅花」の概要を参照ください。

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