台風第27号
台風第27号(たいふうだい27ごう)もしくは 台風28号(たいふう28ごう)は、その年の27番目に発生した台風の名称。
過去の主な台風27号
- 平成16年台風第27号 - 2004年(平成16年)11月29日に発生した台風。アジア名は「Nanmadol(ナンマドル)」。
- 平成27年台風第27号 - 2015年(平成27年)12月11日に発生した台風。アジア名は「Melor(メーロー)」。
- 平成29年台風第27号 - 2017年(平成29年)12月21日に発生した台風。アジア名は「Tembin(テンビン)」。
備考
1951年の統計開始以降、最も早い日時に発生した台風27号は1967年の台風27号(9月14日に発生)[1]、最も遅い日時に発生した台風27号は1952年の台風27号(12月28日に発生)となっている[2]。
脚注
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年8月1日閲覧。
台風27号(ナンマドル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 15:00 UTC 版)
「2004年の台風」の記事における「台風27号(ナンマドル)」の解説
200427・30W・ヨヨン 11月29日にカロリン諸島付近で発生し、アジア名「ナンマドル(Nanmadol)」と命名された。また、フィリピン大気地球物理天文局によって、フィリピン名「ヨヨン(Yoyong)」と命名された。台風はフィリピン北部のルソン島に上陸して、77人の犠牲者を出した後、12月4日に温帯低気圧に変わって一旦消滅した。 しかしその後、この台風の残骸を吸収した別の温帯低気圧が、日本付近で急激に発達し「爆弾低気圧」となったため、日本全国(特に東海地方や関東地方)で大荒れの天気となり、強風や大雨に見舞われた。最大瞬間風速は東京で40.2m/sに達し、観測史上最も強い風となったほか、神奈川県横浜市で最大瞬間風速43.4m/s、千葉県千葉市で47.8m/sと、台風並みかもしくはそれ以上の暴風を観測した。さらに、この温帯低気圧の強風が運んできた暖気によって、東京では12月としては観測史上最高の24.8度を記録した。
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