台湾総督府鉄道部80形とは? わかりやすく解説

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台湾総督府鉄道部80形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:43 UTC 版)

国鉄2100形蒸気機関車」の記事における「台湾総督府鉄道部80形」の解説

1908年イギリス製の5両 (359, 363, 366, 759, 792) が台湾総督府鉄道部に移管され、80形 (80 - 84) となった。この5両はB6形全533両中、1909年制定鉄道院形式番号付与されていない唯一のグループである。さらに1909年1910年明治43年)にはアメリカ製2500形が3両ずつ計6両 (2521, 2525, 2526, 2529, 2534, 2548) 、1911年には2120形が3両 (2260 - 2262) 移管され、85 - 90, 92 - 94となっている。 80形上記では91欠番であるが、実際に1910年91入籍している。この機関車は、1908年2月製でボールドウィン社から日本人柴田文助納入された(製造台帳では、日本官設鉄道向けとなっている)製造番号32662(日本政府向けとは背部炭庫などの形状異なるが、他はB6形とほぼ同型である)の後身である。B6形の大量増備2年後にただ1両新製された当機が、どういった経緯製造納入され、どういった経過台湾総督府鉄道の手渡ったかなど、詳細不明な部分が多い。 1937年昭和12年)には、C38形と改称されたが、番号変更行われなかった。これら15両は日本統治終了時には全機健在で、台湾鉄路管理局引き継がれ、CK80形 (CK81 - 95) として戦後使用された。

※この「台湾総督府鉄道部80形」の解説は、「国鉄2100形蒸気機関車」の解説の一部です。
「台湾総督府鉄道部80形」を含む「国鉄2100形蒸気機関車」の記事については、「国鉄2100形蒸気機関車」の概要を参照ください。

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