台湾総督府鉄道部200形
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「国鉄8900形蒸気機関車」の記事における「台湾総督府鉄道部200形」の解説
1913年(大正2年)、台湾総督府鉄道にも、本形式の同系車4両(ロジャーズ工場製・製造番号51494 - 51596, 53977)が入っている。こちらは、200形(200 - 203)とされたが、ボイラーが若干小さく、炭水車もアルコ製で3軸式であった。1937年(昭和12年)には、形式がC92形に改められたが、番号の変更は行われなかった。導入後台北庫に配置され急行列車を中心に運用され、1940年頃南部の嘉義庫に配転となった。これらは太平洋戦争後まで残って、台湾鉄路管理局に引き継がれ、CT240形(CT241 - 244)となった。1968年(民国57年)全車廃車解体となり、こちらも8900形と同様に保存機はない。
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