台湾線敷設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 13:22 UTC 版)
竣工した沖縄丸は、1896年6月27日に長崎港へ到着した。逓信省の船として建造された本船であるが、まずは台湾への軍用電信線敷設に当たるため、陸軍省の臨時台湾電信建設部(部長:児玉源太郎少将)へと配備された。最初の任務である台湾軍用線の敷設では、日本本土と台湾の間で全長1045海里(1935km)の海底ケーブルを無事に敷設した。合間を縫って、民需用の電信線工事にも従事している。 台湾軍用線の整備完了後、1897年(明治30年)9月に沖縄丸は逓信省へと移管された。
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