台湾総督府顧問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 16:41 UTC 版)
「ウィリアム・カークウッド」の記事における「台湾総督府顧問」の解説
1896年(明治29年)10月、拓殖務大臣の依頼で英国の植民地(インド、セイロン、ビルマ、海峡植民地)視察し、1897年(明治30年)には台湾総督の依頼で台湾を視察した。1898年(明治31年)3月に視察報告会で伊藤博文首相、後藤新平台湾総督府民政長官らを前に報告した。伊藤はカークウッドを評価し台湾総督府顧問就任を依頼。雇用契約でカークウッドは恩給加算などを求める交渉を行うが、司法省顧問の身分のままでの就任を受け入れた。台湾統治に関する意見書をまとめ、英国の統治方法を参考に憲法とは別に台湾向けの特別法を制定することを提案した。
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