台湾内での評価と批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 22:25 UTC 版)
「新ゴーマニズム宣言スペシャル・台湾論」の記事における「台湾内での評価と批判」の解説
日本統治時代の体験を持つ本省人を主とした年配者層には好意的に受け止められ、司馬遼太郎『台湾紀行』に老台北として登場する蔡焜燦からは「あの『台湾紀行』の再来」とまで高く評価される。反面、外省人からは強く批判され、小林と食事を同席した人々への糾弾が行われた。糾弾された一人、羅福全は小林を批判し謝罪するも、立法院(日本の国会にあたる)において中華民国国歌を少々歌い間違え、日本の軍歌を歌ってみろと激しく追及され、「私が日本の教育を受けたことが原罪なのですか!」と反駁し、「金門島にあった軍中楽園は無視するのか。軍中楽園の女性こそ、脅迫されて金門、馬祖に送られた」と、戦後の国民党政権下に存在した売春制度を引き合いに出して反論。事態は日本の慰安婦支援団体が台湾入りするなど加熱の一途をたどり、焚書騒動、2001年(平成13年)には小林の台湾入国禁止処分にまで及んだ。
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