口パク騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 09:47 UTC 版)
「アシュリー・シンプソン」の記事における「口パク騒動」の解説
2004年10月に出演したコメディバラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』にて、人気暴落を引き起こす大失態を犯してしまう。1曲目は問題なく歌い上げたが、2曲目を歌おうとした瞬間、何故か1曲目と同じイントロが流れ、周囲は騒然となった。彼女のマイクは口元を離れていたため、口パクが発覚。その後は彼女のオフィシャル・サイトに批判の書き込みが殺到。 『サタデー・ナイト・ライブ』出演直後、アメリカンフットボールの試合のハーフタイム・ショーに出演した時も、会場からは大ブーイングの嵐であった。この番組は長年続く歴史ある番組で、出演できるのは一流のアーティストとして認められた証であり、U2、ローリング・ストーンズ等の大物も出演を喜ぶ程である。アシュリーは自身の人気と歌唱力を全米に知らしめる機会であったが、それどころか赤っ恥をかき、全米中の人々から非難を受ける結果となってしまった。 アシュリー側は「バック・トラックを使ったのは、重度の慢性胃炎持ちであり、そのために胃酸逆流症で声が出なくなったから。彼女の調子が悪かった」とコメントしたが、天下の『サタデー・ナイト・ライブ』での失態のダメージは大きかった。 視聴者だけでなく歌手からも非難を受け、アヴリル・ラヴィーンは「そういったスターはライブ放送に出演する価値は無い」と相変わらずの毒舌で批判。後日、某パーティーにて鉢合わせた時、アシュリーが問いただすと彼女は「ごめんなさい」とひと言謝罪し、アシュリーも「もう子供じゃない」と大人な対応を取り一件落着したが、失われた信頼と人気は計り知れない。のちにこの時の気持ちを歌った曲をアルバムに収録している。
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