受付手順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 04:42 UTC 版)
受付時間内に指定の電話番号に電話して、オペレーターが対応する。 相談者が自分の名前と電話番号、相談したい内容をオペレーターに伝えると「折り返し電話します」と案内されて、電話が一旦切れ、その後、電話が再度掛かって来る。 オペレーターは、受付票に記入をする。相談内容の選択項目(離婚、浮気、相続、家族関係、近隣、金銭など)や、訛りの有無、声のトーン(普通、明るい、暗い)、相談内容のオンエアの可否などを○で囲む。下段には家族構成を記し、フリーのスペースに相談内容を書く。 放送されない場合 オペレーターが「この相談は放送されません。先生をご紹介しますので、直接お話下さい。」と言い、回答者(出演者ではない専門家)が出て、相談を受ける。 放送される場合 オペレーターが「この相談は放送されます」と伝え、手順を説明する。その後、パーソナリティがオープニング コメント(挨拶)を言い、呼び出し音が2回鳴り、実際にパーソナリティが電話に出て、「もしもし。テレフォン人生相談です…。最初に年齢(と性別)を教えてください…」と相手に声をかけてから、相談の収録が開始される。 放送される場合、パーソナリティや回答者、放送日の指定は出来ない。相談日から放送日まではある程度の時間が掛かり、場合によっては数ヶ月以上かかることもある。また、結果として放送されない(所謂お蔵入りとなる)場合もある。なお、相談の内容や放送局の事情によっては後日、収録されることがある。後日の場合は相談可能な時間帯を相談者が指定して、収録が行われる。 収録時間は相談内容によって違うものの、長時間にわたっているものもある。それを放送時間の20分にまとめて放送しているため、時折不自然な部分が現れてしまうことがある。そのことを受けて、加藤諦三はこれを編集するディレクターの手腕に対して「実に大変な作業」とのコメントを残している。 相談者の相談内容は、事前にパーソナリティと回答者には知らされない。これは「リスナーと同じ目線で相談者と向き合う」という番組のポリシーからだと、番組イベントで加藤が語っている。
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