原理と測定方法とは? わかりやすく解説

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原理と測定方法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/02/19 04:26 UTC 版)

ハウユニット」の記事における「原理と測定方法」の解説

ハウユニット基本的な考え方は、濃厚卵白盛り上がりの高さを卵の鮮度指標として利用しようというものである産まれたての卵を割って平らなの上に落とすと、卵黄のまわり卵白、すなわち濃厚卵白、はこんもり盛り上がっている。そして、貯蔵期間を経た卵の濃厚卵白盛り上がり小さくなっている。したがって濃厚卵白の高さを鮮度指標として利用することが考えられる。 しかし、濃厚卵白の高さは大きな卵ほど大きい。したがって単純に濃厚卵白の高さを鮮度指標としたのでは、大きい卵ほど新鮮という誤った判定下されることになる。そこで、濃厚卵白の高さが大きいほど数値大きくなり、かつ、卵の大きさ濃厚卵白の高さに与え影響取り除かれているような指標があると便利である。そして、ハウユニットとはまさにこのような指標である。 卵の大きさを表す指標のうちで最も測定容易なものは卵の質量である。そこで、ハウユニット計算においては、卵の大きさ指標として殻つきのままの卵の質量用いる。また、濃厚卵白の高さの測定には,卵質計という三脚ダイヤルゲージ固定した測定器具用いられる平らな板、たいていはガラス板の上に卵を割り落とし濃厚卵白のうちでおおむね水平な部分の板表面からの高さを卵質計で測定するハウユニットHUは、 殻つきのままの卵の質量wグラム、 その卵を平らなの上割り落としたときの濃厚卵白の高さhミリメートル から、式 HU = 100 log10 (h - 1.7w0.37 + 7.6) によって算出される上記のように、ハウユニットは、卵を割って濃厚卵白の高さを測定しなければ求めることができない。したがってハウユニットは、鮮度測定して新鮮だ判明した卵だけを出荷するという目的には使えない

※この「原理と測定方法」の解説は、「ハウユニット」の解説の一部です。
「原理と測定方法」を含む「ハウユニット」の記事については、「ハウユニット」の概要を参照ください。

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