原作と映画版の違いなど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/10 13:50 UTC 版)
「ナイト・ウォッチ」の記事における「原作と映画版の違いなど」の解説
原作者コメンタリーなど、下記の内容が言及されている。 ※原作者=映画版脚本執筆者 橋の上の戦闘 古典的なフェンシングプレイヤーや、鎧好きの人たちを集めて撮影した。原作ではこぢんまりした戦闘をイメージしていたが、映画のシーンを作者は気に入っているという。 魔女をたずねるアントン 映画版オリジナル。原作では不明。 地下鉄の出口の警察官 映画版で作者が気にいっていないシーン。コメンタリーで2度も言及している。異種は人間をコントロールできるため、血を吐いたりするアントンが気に食わないという。 ゲッサー およそ3000歳。チベットの英雄、ゲサル王(Gesar)をイメージしたので、原作ではアジア人のよう。映画ではロシア人。 大きな罪を消す任務 スヴェトラーナの渦が大きくなるまで対処しないのは、実はオリガのため。 大きな罪を負っているので、建前上、大きなことをやり遂げないと許されない。原作者によれば、ゲッサーはオリガを愛しているとのこと。 オリガの魔力 作者コメンタリーによると、ゲッサーとどちらが強いか言及されていないが、同規模の能力を持つかもしれない魔女。映画でスヴェトラーナが母の病について告白して呪いが解けたシーンは、実はオリガが呪いを解いたという。決して、誰が呪いをかけたかわかっただけで解けるものではない。 災害 スヴェトラーナの呪いによる災害は、闇側にも嫌なことであるため、映画では、ザヴロンはゲッサーと協力するため会合を行った。 オリガ ふくろうから人間に戻るとき、映画では服を着ていない状態で戻るが、原作ではふくろうになったときの服装のまま人間に戻る。原作では1日に30分しか人間になれない。 異界 作者的なイメージは、ロード・オブ・ザ・リングの指輪をはめたときのイメージで、映像表現で蚊が飛んでいるのは、気に入らなかったという。最終的に、その他のイメージを調整して映画のシーンのイメージになった。 映画では、実世界と異界にわかれているが、原作では、異界よりさらに深い異界に移動可能。 時代 原作は1998年ごろ初版なので、アントンは覚醒してから5年程度で、ヴァンパイア狩り5日目の新米。その前は、光側の調査部で働いていたプログラマー。映画では、映画公開の年にあわせて12年前に覚醒したことになっているが、覚醒した年はほぼ同じころということになる。
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