南軍の配置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 16:02 UTC 版)
8月9日の朝、ジャクソン軍はラピダン川を渉ってカルペパー郡に入り、先頭はリチャード・イーウェル少将師団、続いてチャールズ・S・ワインダー准将師団、後衛はA・P・ヒル少将の師団となっていた。イーウェル師団の前衛であるジュバル・アーリー准将旅団が正午少し前にシーダー山の直ぐ北西、シーダーランの上の尾根を占領している北軍の騎兵隊と砲兵隊に遭遇した。アーリーがその大砲を持ち出し、両軍の間に砲撃戦が開始される中で、アーリーの歩兵隊がカルペパー・オレンジ・ターンパイク(今日のアメリカ国道15号線)の東側、シーダーランの対岸にある高地に戦列を形成した。イーウェル師団の残りが到着して、山の北斜面に右側面を置き、尾根の上にその6門の大砲を据えた。ワインダーの師団はアーリー旅団の左手、ターンパイクの西側に、ウィリアム・タリアフェーロ准将の旅団がアーリー旅団に一番近く、トマス・S・ガーネット大佐の旅団は南軍の最左翼、森の外れの小麦畑に配された。ワインダーの砲兵隊が師団の間にある道路の隙間を埋め、チャールズ・R・ロナルド大佐のストーンウォール旅団が大砲の背後で支援するように配された。A・P・ヒル師団はまだターンパイク上を行軍中であり、南軍左翼の予備隊となるよう命令された。
※この「南軍の配置」の解説は、「シーダー山の戦い」の解説の一部です。
「南軍の配置」を含む「シーダー山の戦い」の記事については、「シーダー山の戦い」の概要を参照ください。
- 南軍の配置のページへのリンク