南アメリカ製シボレー・LUV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 09:16 UTC 版)
「シボレー・LUV」の記事における「南アメリカ製シボレー・LUV」の解説
このいすゞのピックアップトラックは、チリでも日本から持ち込んだコンプリート・ノックダウン部品を用いて「アリカ」にあるシボレー工場で2005年10月まで(LUV D-Maxに代替された)組み立てが行われた。開始時はK-26とK-28の組み立てが行われ、1988年に40%の国内生産部品を使用したTF型に替わり、1993年からはボリビア、ペルー、アルゼンチン、メキシコ、ウルグアイ、パラグアイ、コロンビアへの輸出で成功した。総計で220,000台が生産された。 1980年末にはコロンビアのボゴタでコルモトーレス(Colmotores)社とエクアドルのキトでオムニバスBB(Omnibus BB Transportes 、現ゼネラル・モータース エクアドル)による組み立てが行われた。これはアンデス諸国への軽ピックアップトラックの初めての導入となり、80hp (60kW)の1,600cc、4気筒エンジンで1t積みという仕様であった。 現在ではエクアドエルのキトでシボレーのバッジを着けたいすゞ・D-MAXが生産され、コロンビアとベネズエラの市場へ輸出されている。 1999年にタイ王国から進出してきたThai Rung Union Carは、チリのアリカにあるシボレー工場がシボレー・LUV ワゴンとグランドLUVを製造するために自社のグランド・アドヴェンチャー(Grand Adventure)のボディ部品を供給したが、成功とはいえなかった。
※この「南アメリカ製シボレー・LUV」の解説は、「シボレー・LUV」の解説の一部です。
「南アメリカ製シボレー・LUV」を含む「シボレー・LUV」の記事については、「シボレー・LUV」の概要を参照ください。
- 南アメリカ製シボレー・LUVのページへのリンク