南アルプストンネル工事の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 02:52 UTC 版)
「南アルプストンネル」の記事における「南アルプストンネル工事の概要」の解説
南アルプストンネルの工事を担当する JR 東海の説明では、リニア中央新幹線の山岳部においては、一般的なトンネル工事と同じく「NATM(ナトム:New Austrian Tunneling Method)」が採用している。 掘削した箇所の表面を吹付けコンクリートで固め、さらに、トンネル周囲の岩盤をボルトとコンクリー トで固定し、地山(じやま)と一体化させることで、地山が本来持っている支える力を利用して掘進し ていく。 また、大井川の湧き水対策については掘進速度が比較的速い「TBM(Tunnel Boring Machines)工法」 を採用し、導水路トンネルを速やかに設置し、トンネル工事において生じる湧水をいち早く大井川へ流 すための工事計画を進めている。
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