協定条文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:57 UTC 版)
協定は前文、本文(11条)及び2つの附属書から構成されている。通常は条約の趣旨や理念・目的等を掲げる。締約国の権利や義務を規定したものではないが条約の一部であり解釈の指針となる。TPP協定では19項目、CPTPP協定では7項目から前文が構成されている。日米貿易協定の前文はこれらの協定とは異なり、単に「日本国及びアメリカ合衆国(以下「両締約国」という。)は、次のとおり協定した。」とするのみであり、理念・目的等は一切規定していない。本文において1994年のガット20条の規定を協定に組み込む(第3条)安全保障上の措置の例外(第4条)等が規定されている。付属書は日本・アメリカそれぞれの関税引下げ、撤廃を規定している。
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