医学的な問題およびその対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 07:47 UTC 版)
「コックリング」の記事における「医学的な問題およびその対策」の解説
コックリングがきつすぎたり、コックリングを長時間装着している場合は危険であり、持続勃起症になり、最悪の場合壊疽を起こして陰茎を切断せざるをえなくなることもある。勃起不全の治癒に用いる場合でも、30分以上の装着は不適切であるとされている。また、コックリングをつけたまま眠ったときがもっとも危険とされており、一時的もしくは永久的に、性器の神経を傷つけることになる。コックリングを長くつけすぎると、陰茎亀頭が麻痺しペニスが冷えたり白くなったりするため、すぐに医師の診察を受けるべきであるとされている。 伸縮性のあるコックリングは輪を広げて陰茎から引っ張り出して外すが、体勢の問題で取り出しにくい場合がある。そのため引っ張り出さなくても、すぐに外れる仕掛けがついたものもある。 勃起不全以外の目的で用いられるタイプの物は、血流が戻る力を弱めるための機能が付いている。例としては使用時にリングを行き来するための堅いビーズがついている物がある。 重度の勃起不全の治療に使う際はポンプで勃起させてから、勃起した陰茎にコックリングを被らせるとうまくいく場合がある。勃起不全治療には勃起した際にシリンダーから外れることがないように、よく伸びる素材の輪の使用が望ましいとされている。
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