北線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:39 UTC 版)
北線は首都プノンペンを起点に北西方向へ走っている。全線に渡りほぼ平坦で、橋梁が175箇所、のべ3,794 m存在する。老朽化と損傷が著しく、早急に架け替えが必要な橋も多数存在していた。2018年にプノンペンからポイペトまでの全区間(385 km)が再開。途中の主要経由地はバッダング(Batdaung、プノンペンから31 km)、プルサト(Pursat、同160 km)、バタンバン(同273 km)。 また、タイ国境を越えた先のアランヤプラテート(プノンペンから390 km)からはタイ国有鉄道が運行されており、1974年に両国の関係が悪化して分断されるまではこの区間も接続して運行が行われていた。この経路を利用すると、両国の首都であるプノンペン・バンコク間は延長655 kmであった。2015年には「南部経済回廊」の一環としてこの区間の再接続が両国間で合意され、2019年4月22日より実際に運行が再開された。
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