勝麟太郎周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:35 UTC 版)
「AZUMI (漫画)」の記事における「勝麟太郎周辺」の解説
勝麟太郎(海舟)(かつ りんたろう) 身分に囚われない革新的思想を持つ幕臣。ざっくばらんな性格で一人称は「おいら」。駿介の出世を願うあずみ(三井)の手回しで駿介は出世中だった彼の弟子になる。駿介と啄平にこれからはイングリッシュの時代だと言って英語を学ばせた。軍艦操練所で旗本の滝沢欣也に甲板掃除やかま焚きをやらせたことで、そんなことは御家人や諸藩下士がやること、成り上がり者の勝めと滝沢家の恨みを買う。直心影流の免許皆伝だが、斬り合いをしているシーンはない。つぶてを持ち歩いており、襲撃を受けたときにはそれを投げつけて危難を逃れている。 段 啄平(だん たくへい) 勝の弟子。非常に小柄だが学問に熱心で勝の辞典的存在として勝から信頼を寄せられている。あずみは駿介が啄平ほど勝から信頼されていないのではと心配していた。剣や武術の腕は皆無に近く、襲撃を受けたときには駿介以上に役に立たなかった。真帆に片思いを寄せており、駿介と真帆の関係を知った後も諦めなかった。 真帆(まほ) 勝麟太郎が向駿介と段啄平に英会話を学ばせるために、教師として選んだ美女。麟太郎の愛人の1人。横浜貿易商の娘だったが、異人たちとねんごろになり過ぎたという噂が広がったため、周囲からの誹謗中傷の嵐にさらされ、親元を勘当された。叔父のもとにいたところ、英語を話せる人を探していた麟太郎と出会う。教師をしているうちに駿介と恋に落ち、逢瀬を重ねる関係になった。しかし駿介が勝のお供で京へ行くことになった際に別れることになった。あずみは彼女と会って話をしたことはないが(勝や彼女や駿介が乗る屋形船が刺客団に襲撃された時あずみが覆面をして乗り込んで刺客たちを斬り伏せたことがあり、その時に目撃はしている)、駿介が色ボケして顔に締りがなくなったことや、駿介の帰りが遅くなって甚平や淑に心配をかけていたことから、彼女にあまりいい印象がなかったようで、2人が別れることになった際には嬉しそうだった。
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