前面形状変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:10 UTC 版)
走行時の空気抵抗の改善を目論んで、1996年12月に8001Fの大阪梅田方の8001と、8002Fの新開地方の8102に対して、前面下部のライト周りを一段高くした形状への改造が試験的に行われたが、効果が不十分で他車には波及しなかった。その後、2012年に左右の額縁を削る形態に変更、同時にライト周りの高さは落成当時と同じレベルに戻された。 2008年3月には、神戸線用の8031Fの梅田方先頭車8031の前面左右の額縁を浅くする改造が行われ、車両番号の位置が前面貫通扉下部から右側の窓下に変更された(新開地方の8151は変化なし)。 また、同年10月には8003F、2009年には8020F、2011年には8000F、2012年には8008F, 8001F, 8002Fの順で、2013年11月には8032F(新開地方の8152は変化なし)が、先頭車両の前面額縁を改造する工事が行われ、神戸線所属の額縁タイプ全編成に施工された(中間封じ込めの車両を除く)。 8000F以降に改造された車両は、額縁を削る量が控え目になり、車両番号の表記位置も改造前のままである。初期の改造車である8031F, 8003F, 8020Fは、2012 - 2013年にかけて8000F以降と同形状の額縁に再改造された(車番は左側運転席の窓下のまま)。 なお、宝塚線所属車の額縁形状変更は単独工事としては実施されず、後述のリニューアル工事時の同時施工となった。
※この「前面形状変更」の解説は、「阪急8000系電車」の解説の一部です。
「前面形状変更」を含む「阪急8000系電車」の記事については、「阪急8000系電車」の概要を参照ください。
- 前面形状変更のページへのリンク