前座七座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 15:56 UTC 版)
直面の儀式舞。祭場を御幣などで清め、神々を招く。 寄楽 神途舞(かんどまい) 入申(いりもうし) 幣の盃(ぬさのさかずき) - 社家(演者)と地区の役員が刺身を食する儀式であるが、かつては別火(神事に携わる者が俗人と同じ火で煮炊きしたものを口にしない風習)が課せられていた社家が、一般の者と同じ火を通したものを食す直会の儀式でもあった。 巫女舞 - 「御座清目(ござせいもく)」ともいう。扇と榊を採物にした巫女2人による神招ぎ(かみおぎ)の舞い。後述の「湯立」とともに古風な形態を残すものとされる。 意趣(いしゅ)の舞 - 鈴を振りながら神楽の由来と趣旨を説明する「法則(ほっそく)」を述べ、その後中啓と御幣を採物にし、御幣を振って東西南北など6方向を拝む。 花舞 八神(はっしん) - 「四人舞」、「四方堅め(しほうがため)」、「剣舞」ともいう。中啓と御幣を採物とし、佩刀した4人による舞いで、後に抜刀して2人1組で斬り合いの所作をする。
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