別な種類の「場」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:36 UTC 版)
ベクトル場は空間の各点にベクトルを対応させる。ベクトル場の例としては、電磁場やニュートン的な重力場などが挙げられる。 テンソル場では空間の各点にテンソルが結び付けられる。たとえば、一般相対論的な重力場はテンソル場(特にリーマン曲率テンソル場)になっている。カルツァ=クライン理論での時空は五次元に拡張され、そのリーマン曲率テンソルは(電磁場に対するマクスウェル方程式と同様に)通常の四次元重力場の成分ともうひとつの余分な成分とに分けることができる。この余分に付け加えられたスカラー場は「ディラトン」として知られる。このようなディラトン・スカラーは弦理論における質量無しボソン場の中からも見つかる。
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