初演と録音
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「交響曲第2番 (橋本國彦)」の記事における「初演と録音」の解説
本作品は、1947年5月3日15時から東京・帝国劇場で開かれた「新憲法施行記念祝賀会」における最初の演目として、橋本自らが指揮し東宝交響楽団(現在の東京交響楽団)により初演された。この模様はラジオで全国に中継放送されたほか、NBCがアメリカ向け放送の番組に選んだ。本作品はその後数回演奏された後、長く忘れられることとなった。 2001年ごろ名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)のコントラバス奏者・岡崎隆が東京の日本近代音楽館で自筆譜のマイクロフィルムを見つけ、名フィルに来る指揮者たちに本作品を紹介した。その中に湯浅卓雄がおり、湯浅の指揮による藝大フィルハーモニアの演奏でCDが発売されることとなった。2011年2月東京芸術大学奏楽堂で録音され、同年11月に発売された(Naxos Japan『日本作曲家選輯 橋本國彦:交響曲第2番/三つの和讃/感傷的諧謔』8.572869J)。世界初CD化を謳い、2011年度文化庁芸術祭に参加した。
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