初期の開発作業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 15:27 UTC 版)
「La-17 (航空機)」の記事における「初期の開発作業」の解説
La-17はラボーチキン設計局により設計され、作業は1950に始まっている。飛行試験実施は1953年に開始され、試作ドローンがツポレフTu-4 4発爆撃機に続いて飛んだ。La-17の量産は1956年に開始された。 La-17は全金属製、ジェット推進のドローンで翼面は直線形状である。また胴体下のナセル内にジェットエンジン1基が搭載される。La-17として知られる最初のタイプは空中発進型であった。また推力800KgfのボンダリュクRD-900ラムジェットエンジンで駆動する。機首部には「風車」タイプの発電装置が設けられ、いくぶんWWII時代のドイツ空軍が保有した、Me 163有人ロケット迎撃機に電力を供給した装置のようである。La-17は無線誘導により制御され、地面につくにはシンプルに胴体着陸し、タッチダウンで被るエンジン部の破損は黙認した。ラムジェットはまったくの消耗品で、容易に交換できる。ドローン本体にはレーダー信号を増強するためにリューネブルクレンズを搭載できた。
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