初代・銚子大橋の開通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 06:18 UTC 版)
千葉県銚子市と茨城県鹿島郡波崎町(現・神栖市)を結ぶ日本道路公団(現・東日本高速道路株式会社)の有料道路として1960年(昭和35年)4月起工、総工事費8億5千万円(当時)と2年9カ月の月日を経て、1962年(昭和37年)11月に完成し、12月10日に供用を開始した。料金所は波崎町側に設置された。橋梁部分1,203.2 m、延長1,450 m、幅員7.0 m、水面からの高さ11.5 mの鋼トラスおよび連続・単純合成鈑桁橋からなる長大橋で、トラスは赤く塗られた。橋長1,203 mは、当時国内最大級を誇った。 当初30年で償還予定で供用されたが、予想以上に交通量が伸びた事からわずか12年で償還し1974年(昭和49年)5月23日より無料開放、 国道124号の道路橋としてその管理は千葉・茨城の両県に移管され、のちに千葉県海匝地域整備センター銚子整備事務所が管理した。2005年当時、1日約26,000台の通行量があり、千葉県の東総地域と茨城県の鹿行地域における、産業・経済・商業などに大きく寄与し、両地域にとって重要な基幹道路となる。 なお、銚子大橋という名称は一般の公募により決まったものである。
※この「初代・銚子大橋の開通」の解説は、「銚子大橋」の解説の一部です。
「初代・銚子大橋の開通」を含む「銚子大橋」の記事については、「銚子大橋」の概要を参照ください。
- 初代・銚子大橋の開通のページへのリンク