初代ハイライナー
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1926年、イリノイ・セントラル鉄道は通勤鉄道路線を電化し、現在のメトラ電車線(ME線)の運転を開始。以後およそ40年にわたって電化当初に導入した重量級電車での運行を続けた。しかし同線の運行を続けるには近代化された電車の導入が必要と判断され、このために発注された電車がハイライナーであった。初代ハイライナーの製造コストは1両あたり約30万ドル強であった:42。 1971年3月28日、ハイライナーはイリノイ・セントラル鉄道の架線集電方式の電化区間に到着:42。2階建てで着席定員156名を誇る:43この新車は高速性能にも優れていたため、旧来の重量級電車と比べ輸送効率の向上に貢献した。 1978年から1979年にかけて、ボンバルディア・トランスポーテーションにより36両の増備車が製造されている。 1976年、地域交通局(en:Regional Transportation Authority (Illinois)、RTA)がイリノイ・セントラル鉄道の通勤電車線への資金投入を開始。その後1983年にはシカゴ近郊の通勤輸送を担う公共機関メトラが発足、1987年にはイリノイ・セントラル鉄道から通勤電車線を買い上げ「メトラ電車線」(ME線)となった。
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