列車との関連性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 05:35 UTC 版)
この曲の発表当時、日本国有鉄道(国鉄)在来線の列車愛称の号数は上り・下り列車それぞれに1号から付番されており、この歌で歌われているのは「旅に出ます(中略)信濃路へ」の歌詞からもわかる通り、下り列車の「あずさ2号」である。下りの「あずさ1号」は季節運行の列車だったため、新宿駅から松本・大町・白馬方面に運行される毎日運行の特急の一番列車は「あずさ2号」だった。 しかし、楽曲発表1年半後の1978年10月2日のダイヤ改正(ゴーサントオ)に際し、号数の付番は下り列車が奇数、上り列車は偶数に変更されたため、この歌詞に相当する列車は「あずさ3号」になった。なお、「2号」は甲府駅7時35分発の上り列車に使用された。 2004年3月13日のダイヤ改正で、松本始発の上り一番列車として定期列車の「あずさ2号」が復活。さらに2016年3月26日のダイヤ改正では、平日限定で大月駅の出発時刻が「8時ちょうど」のあずさ2号が復活した(休日ダイヤでは7時59分発)が、2019年3月16日のダイヤ改正より同列車は大月駅通過とされたため、3年で消滅した。また2020年3月14日のダイヤ改正で、同じ区間を走る特急「かいじ」と号数の付番を統合することとなり、2号は「かいじ」に付番されたため、定期列車の「あずさ2号」そのものが消滅した。なおこのダイヤ改正時点において、新宿駅8時発の中央本線下り特急は「あずさ5号」となっている。
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