冷泉為尹とは? わかりやすく解説

冷泉為尹

読み方れいぜい ためまさ

公卿。号は村雲。為邦の子、為秀の養子仕えて正二位権大納言に至る。『新後拾遺集』の作者。その筆跡は『眺望集』にみられる応永24年(1417)歿、57才。

冷泉為尹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/03 08:07 UTC 版)

 
冷泉為尹
時代 南北朝時代 - 室町時代前期
生誕 康安元年(1361年
死没 応永24年1月15日1417年2月1日
官位 正二位権大納言
主君 後小松天皇称光天皇
氏族 冷泉家
父母 父:冷泉為秀
兄弟 為邦、為尹
為之、為員、持為
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冷泉 為尹(れいぜい ためまさ)は、南北朝時代から室町時代にかけての公卿歌人権中納言冷泉為秀の子[1]官位正二位権大納言冷泉家3代当主。

経歴

応永6年(1399年)、従三位に叙任。応永8年(1401年)に参議、応永9年(1402年)に権中納言となる。応永22年(1415年)に正二位・権大納言となるが翌応永23年(1416年)に辞した。

歌人としては、歌が『新後拾遺和歌集』等に入首している。また正徹和歌を教授している。

なお、冷泉家は為尹の子の代から為之の流れ(上冷泉家)と持為の流れ(下冷泉家)に分かれる。

系譜

  • 父:冷泉為秀(?-1372)
  • 母:不詳
  • 妻:不詳
    • 男子:冷泉為之
    • 男子:冷泉為員
    • 男子:冷泉持為(1401-1454)

脚注

  1. ^ 為尹は弟・為邦の子で為秀の養子になったとする説もある。



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