写本の初出とは? わかりやすく解説

写本の初出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 07:31 UTC 版)

ルースカヤ・プラウダ (キエフ大公国)」の記事における「写本の初出」の解説

ルースカヤ・プラウダ』の諸本のうち、発見された「簡素本」の写本2つあり、「コミッシヤ写本(Комиссионный / 直訳委員会)」と「アカデミー第1写本」と呼ばれる。「簡素本」に含まれる条文は、1738年に、ヴァシリー・タチーシチェフ(ru)によって、「新輯本」・『ノヴゴロド第一年代期(ru)』の写本1016年の頁に記載があることを確認されたのが最初の発見である。「アカデミー第1写本」はタチーシチェフが発見したものと同じものであり、最も信頼性が高いとされるまた、タチーシチェフがこの二つ写本元に作成した写本存在している。 なお、タチーシチェフが「簡素本」の収録確認したノヴゴロド第一年代期』は、「新輯本」と呼ばれる、『ノヴゴロド第一年代期』の2系統写本のうち新しい年代に作成されたものである。これは「簡素本」の成立年代に関する諸説生むともなっている(参照:#成立に関する諸説)。 「拡大本」の写本については、13世紀から15世紀にかけての写本発見されている。また、より新し世紀の『コルムチャヤ・クニーガ(ru)』(Кормчая книга / 『舵の書』(寺領類編))や、『メリロ・プラヴェドノエ(ru)』(Мерило Праведное / 戒律規範#)、その他の写本集成本や年代記(ru)中にも所収されている。「拡大本」の表題中にはヤロスラフの名が含まれている。 「簡略本」は17世紀の『コルムチャヤ・クニーガ』の2つ写本中に所収されており、「拡大本」と同じく表題ヤロスラフの名が含まれている。

※この「写本の初出」の解説は、「ルースカヤ・プラウダ (キエフ大公国)」の解説の一部です。
「写本の初出」を含む「ルースカヤ・プラウダ (キエフ大公国)」の記事については、「ルースカヤ・プラウダ (キエフ大公国)」の概要を参照ください。

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