内鼻孔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 03:07 UTC 版)
「エウトレタウラノスクス」の記事における「内鼻孔」の解説
エウトレタウラノスクスはまだ現生のワニと比較して半水棲適応の途中段階であったが、内鼻孔は既に口蓋の後方まで後退していた。この内鼻孔の後退はワニ形上目の間で進行してきた進化であり、外鼻孔から取り込んだ空気を体内へ送り込む内鼻孔が奥に位置していることによって、水中で開口していても、あるいは獲物を咥えていても呼吸が可能となった。こうした半水棲適応は、より派生的な系統のワニ形類でさらに進行していく。
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内鼻孔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 06:07 UTC 版)
嗅覚器官としてのみ働く魚類の鼻孔は外部に開口する外鼻孔のみであるが、ハイギョなどの肉鰭類と四肢動物では内鼻孔が口腔に開口し、それにより四肢動物では鼻孔が呼吸器官としての一翼を担うにいたった。生物に内鼻孔が出現した直後は、外鼻孔の直下すぐ近くに開口していたが、その後の進化に伴って内鼻孔は後退し咽頭に近づいていった。そのため、内鼻孔は後鼻孔(こうびこう)とも呼ばれる。ただし、硬骨魚類の前外鼻孔・後外鼻孔をそれぞれ単に前鼻孔・後鼻孔と呼ぶ場合もあるので混同しないよう注意が必要である。
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内鼻孔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 23:10 UTC 版)
ハイギョは陸上脊椎動物と同様に外鼻孔と内鼻孔を備えている。正面からは吻端に開口する1対の外鼻孔が観察でき、口腔内に開口している内鼻孔は見えない。肺魚類と四足類は内鼻孔を持つという共通項から内鼻孔類とも呼ばれた。
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