サイズと固有派生形質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:22 UTC 版)
「サルミエントサウルス」の記事における「サイズと固有派生形質」の解説
サルミエントサウルスは全長12m、体重10tと推定されている。記載者は9つの独特な固有派生形質を提唱した。眼窩が大きく、直径が頭骨長の40% を占める。上顎骨の上行枝が涙骨の上行突起と複雑につながっており、その外側と内側の間に挟まれている。上顎骨上行枝後部の内縁は、低いが明瞭な隆起で内鼻孔の縁に接する。上行枝の後方下部には舌状突起があり、四叉神経の後方に重なっている。脳函内には三叉神経の3つの出口がある。下垂体茎と脳幹をつなぐ内脈路が存在しない。前上顎骨歯は垂直に配置され、上顎骨歯は前傾し、歯列は後傾する。中頸椎は前関節突起と椎体中心部の間に、板状ではなく支柱状の隆起がある。細長い骨化腱が、一連の頚椎と頚椎肋骨の下側に沿って走っている。
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