内田ドクトリンとは? わかりやすく解説

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内田ドクトリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 20:48 UTC 版)

内田一臣」の記事における「内田ドクトリン」の解説

1981年昭和56年2月就任したばかりのロナルド・レーガン大統領高官としてリチャード・アーミテージ国防次官代理来日した当時防衛庁出向していた岡崎久彦国際問題担当参事官外務省丹波実安安保障課長自民党椎名素夫政調副会長ジェームズ・アワー友人である木村英雄らと会同した。この席上において木村海上自衛隊アメリカ海軍役割分担、すなわち日本掃海対潜艦戦担いアメリカ空母戦闘群(現・空母打撃群)を主体として攻撃能力提供しあう体制を整えることにより、ソビエト連邦軍脅威対抗しようという案を伝えた。 これは内田以来歴代海上幕僚長達が論理的に導き出した構想であった。ただし、以前から京都大学高坂正堯教授は、領海警備するけならば海上保安庁任せ海上自衛隊不要ではないか海上自衛隊何を目指しているのか解らない述べており、海上自衛隊日米安保への積極役割期待する考え民間にはあった。 戦後日本における海上自衛隊役割突き詰め結果このような日米役割分担論である。木村はこれを内田ドクトリンと呼んだ

※この「内田ドクトリン」の解説は、「内田一臣」の解説の一部です。
「内田ドクトリン」を含む「内田一臣」の記事については、「内田一臣」の概要を参照ください。

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