兼忠、大力を授かるとは? わかりやすく解説

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兼忠、大力を授かる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/27 00:01 UTC 版)

妹尾兼忠」の記事における「兼忠、大力を授かる」の解説

昔、横手武士妹尾五郎兵衛兼忠が、用事があってまだ人気のない早朝に家を出た蛇の崎橋(じゃのさきばし)を歩いていると、向こうから赤ん坊抱いた女性歩いてきて、兼忠にしばらく赤ん坊抱いていてほしいと頼んできた。他に誰もいなかったため、兼忠はやむを得ず赤ん坊預かった女性去った後、兼忠は次第赤ん坊重くなってくるのに気付いた。さらに赤ん坊成人のような目つきをし、兼忠の喉元をにらむため、危険を感じた兼忠は、小柄小さな刀)を抜いて口にくわえた赤ん坊重みはいよいよ増し、ついに耐えきれなくなり思わず念仏唱えた小半時1時間)ほどしてようやく女性蛇の崎橋戻ってきて赤ん坊受け取りお礼お金渡そうしたため兼忠が固辞すると、女性は「自分土地氏神で、いま氏子ひとりが難産苦しんでいたので助け求められた。あなたに預けた子はまだ産まれていない子で、だんだん重くなったのは母親危険なきだった。あなたの念仏おかげで親子ともども助かりました子々孫々にわたり、力をあげますと言って手ぬぐい差し出した。兼忠は受け取って用事のために急いで去った翌朝、兼忠は顔を洗おうとして、前日もらった手ぬぐい思い出し、それで顔を洗った手ぬぐい絞ったところ簡単に切れてしまったので、兼忠は「力をあげます」という昨日女性言葉の意味理解した手ぬぐいが弱いのではなく、兼忠の力が強くなっていたのだった

※この「兼忠、大力を授かる」の解説は、「妹尾兼忠」の解説の一部です。
「兼忠、大力を授かる」を含む「妹尾兼忠」の記事については、「妹尾兼忠」の概要を参照ください。

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