兵舎地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 01:03 UTC 版)
複合リクリエーションビル(160号棟) 元は旧陸軍飛行場時代の格納庫で、内部には管理事務所、食堂、PX、球技場などがあった。消防車が配備されており、1955年(昭和30年)12月25日の柏大火ではここからアメリカ軍の消防隊が出動して消火活動に参加している。建物の周辺には危険物貯蔵所、変電所、施設営繕工場、暖房施設、燃料油貯蔵所などがあった。 兵員寮(125号棟・145号棟) 東側の建物(125号棟)は定員5名、西側に建っていたH字型の建物(145号棟)は定員28名となっていた。本来125号棟は下士官及び将校宿舎として使われていたが、返還時には145号棟同様、E-1~E-4(二等兵~兵長に相当)用の兵員寮として記録されている。在日米空軍使用時、下士官や将校は家族住宅が設けられていた都内のアメリカ軍施設から専用の送迎バスまたは自家用車で柏に通っていたことから、主に仮眠所として使用された。近くにはヘリパッドが設けられていた。
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