公共交通・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:26 UTC 版)
路線バス網はリュブリャナ旅客交通(Ljubljanski potniški promet,LPP)が運営し市内の公共交通を担っている。バスの車両は比較的モダンなものでいくつかの路線はラッシュ時の混雑が問題となっている。バスはウルバナ(Urbana)と呼ばれるプリペイドカードか携帯電話で乗車することが出来る。バスは時折トロリーバスを表すトロール(troll)と呼ばれることがあり、リュブリャナのトロリーバスは1951-1971年まで活躍した。トロリーバスは5系統あり、1958年までは路面電車も同時に走っていた。 リュブリャナバスステーションはリュブリャナのバスの中枢でリュブリャナバスステーション社(Avtobusna postaja Ljubljana)により運営されている。また、市内には多くのタクシー会社がある。かつて存在したリュブリャナの路面電車は規模が小さかった。完成したのは1901年9月であった。 1928年7月までにはバスを置き換え、財政的な損失からバスは1930年までには廃止され1931年に路面電車に置き換えられている。第二次世界大戦後は自動車が増加しより重要になり、場所を取る路面電車は廃れて来た。自転車もリュブリャナでは重要な交通手段と考えられるようになり、2011年5月からBicikeljと呼ばれるセルフサービスのレンタサイクルサービスが住民や旅行者にサービスの提供が開始され、300台の自転車と600の駐輪場、31のステーションなど市中心部に幅広く広がっている。日に2,500回のレンタルが行われている。 町の主要な通りは自転車の通行が禁止されているが、自転車道や道路標示の普及で部分的に規制は廃止されている。 リュブリャナ駅と駅前のリュブリャナバスステーション スロベニア鉄道のペンドリーノ特急電車ICS リュブリャナ中心部の自転車通行禁止の標識 リュブリャナの自転車
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