八ヶ岳倶楽部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 23:41 UTC 版)
1989年、大泉村西井出・西沢の森に、パブリックスペースとして、ギャラリー・レストラン「八ヶ岳倶楽部」を開設した。八ヶ岳倶楽部では、陶芸家を初めとしたアーティストの作品の展示販売が常時行われている。 柳生は近隣の手入れの不十分な人工林からもらい受けた各種の樹木を自宅や八ヶ岳倶楽部敷地に植林し、再生している。その数は柳生によれば あわせて一万本以上になる。 建物、雑木林、囲炉裏、枕木を利用した散策路などの設計、作庭は、柳生博及び真吾ら家族の手によるものである。柳生自身も、時間があるときには八ヶ岳倶楽部のレストランによく顔を出し、談笑する姿が見られた。 この八ヶ岳倶楽部のある西沢には柳生が中学生の頃一人旅で探訪している。この一人旅は、柳生家のしきたりである「男子は12歳になったら一人旅をさせる」というものに基づいたものという。このときの経験が、のち西沢に居を構え、八ヶ岳倶楽部を設ける原体験となった語っている。
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