全国相互利用サービス対応(片利用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:41 UTC 版)
「交通系ICカード全国相互利用サービス」の記事における「全国相互利用サービス対応(片利用)」の解説
2022年5月現在、システム改修により交通系ICカード全国相互利用サービスの片利用に対応する予定、または片利用が検討されているカードは以下の通り。 ecomyca / passca(富山地方鉄道) 富山地方鉄道が導入しているICカード(passcaは旧・富山ライトレールが導入したカード)。2021年10月10日から市内電車線(富山軌道線・富山港線)エリアにICOCAサービスを併用導入(既存カードのシステム改修は行わず、新規にICOCAを導入)したが、市内電車線以外への対応は未定。 RapiCa(鹿児島市交通局他) 鹿児島市交通局などが導入しているICカード。2017年に将来の交通系ICカード全国相互利用サービスへの対応を検討すると報道されているが、2022年2月現在では非対応である。 OKICA(沖縄ICカード加盟各社) 沖縄都市モノレール(ゆいレール)や沖縄本島内の主要バス事業者が導入しているICカード。2020年3月10日よりゆいレールがSuicaサービスを併用導入(既存カードのシステム改修は行わず、新規にSuicaを導入)したが、バス事業者への対応は未定。 なお、相互利用の拡充とは別に、国土交通省の「交通政策基本法に基づく交通系ICカードの普及・利便性拡大」への取り組みの一環として、上述以外の全国相互利用サービス非加盟IC乗車カードエリアについても10カードによる片利用を推進することとしており、その一環として国が主導して、地域独自カード事業者が10カードの事業者いずれかの基幹システム経由で接続する「片利用共通接続システム」の構築に取り組むこととしている。
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