入鹿の首塚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 20:15 UTC 版)
入鹿の首塚と言われる五輪塔は飛鳥寺西門から西へ23mほどの位置にある。五輪塔は鎌倉末期から南北朝時代に築かれたと考えられるが、詳細は不明である。最古の史料は1751年(寛延4年/宝暦元年)の『飛鳥古跡考』に蘇我入鹿大臣石塔と記されてもので、現在に至るまで蘇我入鹿の関連遺跡とされてきた。現在は史跡飛鳥寺跡の飛び地で周囲に板石を敷き詰めるなど整備がされているが、地中の調査は行われていない。この五輪塔を槻の供養の為に建立したとする説がある。
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