党勢の復活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 19:35 UTC 版)
「民主左翼連合 (ポーランド)」の記事における「党勢の復活」の解説
POとPiSの二大政党に挟まれ苦戦が続いてきたが、近年は党内の世代交代が進み、ナピェラルスキ党首をはじめ中央執行部は1989年の民主化後に入党した人々で占められるようになった。これにより民主化以前のポーランド統一労働者党時代の悪いイメージが徐々に払拭され、政策面でも北欧型の社会民主主義政党の色彩が強まった。このため支持率も回復し、つねに15%以上の支持率を獲得しているほか、ナピェラルスキ党首はその知的で温厚なイメージにより最近の世論調査では支持率51%を獲得、現在のポーランドでもっとも信頼を集める政治家になっている。 2011年5月10日、SLDの有力議員でナピェラルスキ党首と対立関係にあるアルトシュ・アルウコヴィッチが、メディアで取りざたされている同年秋のポーランド議会選挙におけるPiSとの選挙協力に反発してSLDを離脱し、トゥスク政権の国務大臣に就任と議会選挙でPOから出馬することを明らかにした。
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